PTC、グローバル本社をボストン シーポート地区に移転

米PTC(本社:米国マサチューセッツ州、社長兼CEO:ジェームス・E・ヘプルマン、NASDAQ:PTC、以下PTC/日本法人:PTCジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は、グローバル本社をボストン シーポート地区の121 Seaportに移転することを発表しました。これによりPTCは1,000名を超える従業員と30年にわたる技術革新の歴史と共に、米国初となるイノベーション地区(Innovation District)に移転することになります。

PTC最高経営責任者(CEO)のジム・ヘプルマン(Jim Heppelmann)は次のように述べています。「世界中を見渡してもボストンほど『初』と呼べるものが多い場所はほとんどありません。この地域が、IoTや拡張現実(AR)を始めとする破壊的テクノロジーイノベーションの中心となる機会が再び巡ってきました。PTCは、世界におけるテクノロジーリーダーとしてのボストンの地位をさらに高める企業となることを目指していきます。」

PTCは、1985年の設立以来、CADソフトウェアの市場に革命を起こし、1990年代には初めてWebベースの製品ライフサイクル管理(PLM)システムを市場に投入しました。現在では、最も破壊的なテクノロジートレンドであるIoTや拡張現実(AR)の分野でマーケットリーダーとして認知されています。PTCは創業以来ボストン郊外に本社を置いてきました。

PTC は2019年初旬に、シーポート通り121番地(121 Seaport Boulevard)に新築される17階建てビルの上層部半分に本社を移転します。このビルは流線型をなす楕円形の建物で、ボストン シーポート地区のランドマーク的な存在となるものです。建設・開発事業をグローバルに展開するSkanska社は今回の建物の設計すべての側面でサステナビリティを重視しており、LEED (Leadership in Energy and Environmental Design) Platinum認定を受ける予定です。また、ボストン シーポート地区の海の歴史に敬意を表し、建物に隣接する遊歩道を拡張現実(AR)技術を活用した「歩く博物館」にする予定です。

PTCは今回の移転により、テクノロジーリーダー企業として必要となる優秀な人材の確保がしやすくなります。また、PTCのテクノロジーを体験できるコーポレートエクスペリエンスセンター(CXC)を設置し、世界各国から来訪する顧客やパートナーにとって重要な訪問場所となります。PTCは世界各国に6千名以上の従業員を有し、この新たな本社には経営幹部、カスタマーサクセス、開発、営業、マーケティング、財務、法務等の様々な部門に所属する従業員が働く場となります。

 

関連情報

*本内容は米PTCが2017年9月7日に発表した報道資料の翻訳です。

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