PTC が pure-systems 社を買収

• pure systems 社のソリューション pure::variants は、ソフトウェアや製品バリエーションを管理するシステムとして、世界有数の製造企業で採用されています。

• 本買収が、自動車、医療機器、航空宇宙などの安全性や規制に厳しい企業の中における、PTC の ALM リーダーシップを支えます。

米 PTC（本社：米国マサチューセッツ州、社長兼 CEO：ジェームス・E・ヘプルマン、NASDAQ : PTC、以下 PTC ／日本法人： PTC ジャパン株式会社、本社：東京都新宿区、代表取締役：桑原 宏昭）は、本日、製品およびソフトウェアのバリエーション管理ソリューションのリーディングプロバイダーである pure-systems 社を買収したことを発表しました。製造企業は pure-systems 社の pure::variants^® ソリューションを利用して、ソフトウェアやシステムエンジニアリングデータの様々なバリエーションを製品構成全体で効率的に管理しています。PTC と pure-systems 社は、買収以前より友好的な関係を築いいました。pure::variants 社は、すでに PTC のアプリケーション・ライフサイクル管理 (ALM) ソリューションである Codebeamer^® と統合されており、Codebeamer と PTC の製品ライフサイクル管理 (PLM) ソリューションである Windchill^® とを補完する形になっています。pure-systems 社は、急成長する ALM 市場で主導的立場に立つ PTC を支え、ALM 事業のさらなる拡大を推進します。この度の買収により、PTC は、製品設計ソフトウェアの重要度が高い自動車、航空宇宙、医療機器など、規制対象業界の顧客企業との関係を強化する予定です。

PTC 会長兼 CEO のジム・へプルマンは、次のように述べています。

「pure-systems 社の買収により、世界中の製造企業が必要とする ALM 製品群に、重要な機能が加わることになります。製造業では、製品の差別化や顧客の幅広いニーズに対応すべく、様々なバージョンの製品を開発するソフトウェアへの依存度が高まっています。特に、自動車メーカーではソフトウェアを中心とした車両開発に大規模な投資を行っています。幅広い自動車モデルを完成させるためには、さまざまなソフトウェア構成の計画と提供を行い、ALM とソフトウェアバリエーション管理のソリューションとの緊密な連携が必要です。Codebeamer と pure::variants を組み合わせることで、PTC はソフトウェアの要件、構成、テスト、検証に対応するソリューションのリーディングプロバイダーになれると確信しています。」

pure-systems 社 CEO のダニーロ・ボイシェ (Danilo Bueche) は次のように述べています。

pure-systems チームは PTC の一員となり、製造業のお客様のソフトウェアバリエーション管理ソリューションへのニーズに引き続き対応できることを喜ばしく思います。PTC は、複雑な規制対象製品を製造する様々な企業からのニーズや、オープンエコシステムアプローチの重要性について pure-systems の考え方に賛同してくれています。今日まで pure-systems チームが顧客と実現してきたことを誇りに思い、PTC の ALM 部門に加わります。そして、今後も、この重要な市場における事業拡大に貢献できることを非常に嬉しく思います。」

*本内容は米 PTC が 2023 年 10 月 4 日に発表した報道資料の翻訳です。

PTC について (NASDAQ : PTC)
PTC は、製品やサービスのイノベーションの加速、オペレーション効率や従業員の生産性の向上を実現するソフトウェア・ソリューションを提供し、世界の製造業が二桁の効果を生み出す支援をしています。PTC と幅広いパートナーネットワークが提供するデジタル・トランスフォーメーション (DX) 推進のためのソリューションは、オンプレミス、クラウド、純粋な SaaS プラットフォームを介して柔軟な導入が可能です。PTC は、よりよい世界を想像するだけでなく、実現するために貢献しています。

PTC ジャパンについて
米 PTC の日本法人（本社：東京都新宿区）。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、IoT アプリケーション開発プラットフォーム、拡張現実 (AR) オーサリングソリューションの各テクノロジーソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理の Windchill、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、IoT アプリケーション開発プラットフォームの ThingWorx、拡張現実 (AR) オーサリングソリューションの Vuforia、産業用接続プラットフォームの Kepware といった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992 年 3 月設立。国内 4 事業拠点。Web サイト： https://www.ptc.com/ja

見通しに関する情報
本ニュースリリースには、買収の完了、買収が弊社の将来の成長と、買収したテクノロジーが弊社事業にもたらす価値、各社より提供される製品との統合と期待、将来の事象や予測に関する記述が含まれています。

これらの記述は「将来の見通しに関する記述」であり、買収完了の条件が予想した時期や形で満たされない可能性、取得したテクノロジーが新たな顧客や市場に受け入れられない可能性、既存の顧客が競合他社のソリューションに置き換えることを選択する可能性、当社が期待する時期通りに買収技術を統合できない可能性、両社の製品に関する計画および期待が変化する可能性、pure-systems 社の主要従業員が PTC 社に残らない可能性があり、pure-systems 社の事業、および pure-systems 社の事業をうまく統合し、運営する当社の能力に支障をきたす可能性、および米国証券取引委員会 (SEC) へのPTC の提出報告書に記載されているその他のリスクや不確定要素等、実際の結果が予測と大きく異なる可能性のリスクや不確定要素を含んでいます。

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報道関係者お問い合わせ先
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広報室
中村　由美子
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