PTC、CEO 後継者計画を発表

PTC サービスライフサイクル管理事業プレジデントのニール・バルアが 2024 年 2 月より CEO に就任。
ジェームス・へプルマンは取締役会会長に就任

米 PTC (本社:米国マサチューセッツ州、社長兼 CEO:ジェームス・E・ヘプルマン、NASDAQ : PTC、以下 PTC /日本法人: PTC ジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は、本日、ジム・へプルマンの後任として PTC サービスライフサイクル管理事業のプレジデントであるニール・バルアが 2024 年 2 月の株主総会を機に、新たな CEO(最高経営責任者)として就任すると発表しました。同時期に、へプルマンは、CEO を務めた 13 年間を含む PTC での 26 年間に幕を閉じ、退任することになります。

また、へプルマンはこれより直ちに取締役会会長に着任し、バルアは次期 CEO ならびに取締役会のメンバーに就任します。

過去 8 年間にわたり取締役会会長を務めたボブ・シェクターは次のように述べています。「バルアは PTC を次の段階へと率いる理想的な人物です。ソフトウェア業界のエグゼクティブとしての経験が豊富で、製造業におけるデジタルトランスフォーメーションを支援し、ソフトウェア事業を成長させる能力はすでに実証されています。さらに、バルアは財務的な見識、顧客第一という考え方、従業員の能力を引き出すリーダーシップスタイルも兼ね備えています。私を含む取締役会は、PTC を率いるバルアと経験豊富なエグゼクティブチームが、PTC を明るい未来へと導くことを確信しています。」

さらに、シェクターは「ジムは、CEO 在任期間中、PTC へ確固たるコミットメントを示し、会社に大きなインパクトを与えたことは言うまでもありません。彼の先見の明とリーダーシップが、PTC を製品ライフサイクル管理市場のリーダーへと押し上げ、株主に対しても記録的な財務的パフォーマンスをもたらしました。取締役会としても、ジムのこれまでの貢献に深く感謝の意を表すとともに、引き続き協力関係を維持していくことを期待しています。」と、述べています。

ジム・へプルマンは、「CEO 就任の 13 年間を含む PTC での 26 年間で、PTC が達成してきたことを非常に誇りに思います。PTC は、類まれなソフトウェア製品群により、顧客にとって最高峰レベルのデジタルトランスフォーメーション パートナーとなりました。PTC は、次の段階に進み始める中、顧客や株主に価値を提供する上で、最高の立場にあると確信しています。バルアとは ServiceMax 買収時期より密に連携してきました。彼の顧客や従業員の成功に向けた想い、PTC のソフトウェア製品群が生み出す市場への理解、財務的、経営的規律に対する考え方は、PTC の継続的な成長と成功につながるものです。」と、述べています。

また、ニール・バルアは、「PTC の次期 CEO に指名されたことを光栄に思うとともに、取締役会の信託に感謝したいと思います。PTC はすばらしい顧客、有能な従業員、業界最高峰の製品群を有する、優れた会社です。これまでの高い業績を次の段階でさらに伸ばしていきます。承継期間には、ジムやエグゼクティブチームとも連携しながら、顧客、従業員、パートナー、株主との関係を深めていきます。」と、述べています。

*本内容は米 PTC が 2023 年 7 月 26 日に発表した報道資料の翻訳です

ニール・バルアについて
バルアはソフトウェア業界での豊富な経験を有し、事業成長を実現する能力を実証済みです。 バルアは、クラウドネイティブなフィールドサービス管理ソリューションのリーダーとして知られる ServiceMax 社で、2023 年 1 月に PTC に買収されるまで、CEO を務めていました。買収後は、次期 CEO に指名されるまで、PTC のサービスライフサイクル管理事業部を率いてきました。以前は、ソフトウェアテクノロジー企業を中心とする投資会社のグローバルリーダーである Silver Lake 社のオペレーティングパートナーで、それ以前はファイナンシャルサービス向けソリューションのグローバルプロバイダーである IPC Systems 社の CEO でした。バルアは、ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネスより財務・経済専攻で理学士号を取得しています。

上記以外の取締役会変更について
本発表中の経営幹部の変更に関連し、取締役会コーポレートガバナンスコミッティー議長のジャニス・チャフィンは主席社外取締役となり、取締役会会長であったボブ・シェクターは引き続き社外取締役としての任務を遂行します。

2023 年度第 3 四半期の業績について
PTC は、本日、2023 年度第 3 四半期の業績を併せて発表しました。業績発表のプレスリリース、付随するプレゼンテーション資料、財務データなどは、PTC の Investor Relationsページからアクセスいただけます。

PTC について (NASDAQ : PTC)
PTC は、製品やサービスのイノベーションの加速、オペレーション効率や従業員の生産性の向上を実現するソフトウェア・ソリューションを提供し、世界の製造業が二桁の効果を生み出す支援をしています。PTC と幅広いパートナーネットワークが提供するデジタル・トランスフォーメーション (DX) 推進のためのソリューションは、オンプレミス、クラウド、純粋な SaaS プラットフォームを介して柔軟な導入が可能です。PTC は、よりよい世界を想像するだけでなく、実現するために貢献しています。

PTC ジャパンについて
米 PTC の日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、IoT アプリケーション開発プラットフォーム、拡張現実 (AR) オーサリングソリューションの各テクノロジーソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理の Windchill、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、IoT アプリケーション開発プラットフォームの ThingWorx、拡張現実 (AR) オーサリングソリューションの Vuforia、産業用接続プラットフォームの Kepware といった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992 年 3 月設立。国内 4 事業拠点。Web サイト: https://www.ptc.com/ja

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※PTC の社名、ロゴマーク、Windchill、ThingWorx およびすべての PTC 製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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