2024 年度第 2 四半期も ARR、キャッシュフローは順調に推移

2024 年度ならびに中期的な目標値を更新

米 PTC (本社:米国マサチューセッツ州、 CEO :ニール・バルア、NASDAQ : PTC、以下 PTC /日本法人: PTC ジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、社長執行役員:神谷 知信)は、本日、2024年 3 月 31 日に終了した第 2 四半期の業績を発表しました。

PTC CEO のニール・バルア (Neil Barua)は、「業績は第2四半期も堅調に推移しました。我々は、他社にはない独自の製品群によって差別化した戦略を掲げ、顧客の DX の取り組みを支援しています。一貫性のある ARR とフリーキャッシュフローの拡大は、顧客に提供している価値とビジネスモデルの安定性を引き続き明確に示すものとなっています」と述べています。

また、バルアは、「中期的な ARR 拡大の目標値を、過去 5 年間の 実績値とも一致する、二桁前半に変更しました。また、中期的なキャッシュフローについては、これまでと同様の目標値を示してしているということが重要であり、これは、より高い価値を顧客に提供するための事業投資の継続と、事業運営の効率化を並行して実現できると考えていることが理由です」と締めくくっています。

2024 年度第 2 四半期のハイライト

営業面および財務面の主なハイライトは以下の通りです。営業関連と非 GAAP の財務指標の定義、ならびに非 GAAP 財務指標とそれに対応するGAAP財務指標については、下記および米 PTC が2024年 5 月 1日に発表した報道資料の 対照表として記載しています。



(1) 売上高はASC606の影響を受け、その結果として営業利益率、営業利益、1株当り利益も同様の影響を受けています。
(2) 2024年第2四半期は、為替レート変動の影響を除いて前年同期比 11%の増収となりました。
(3) 2023年度第2四半期はの営業利益率および1株当り利益は、ServiceMax社の買収およびその取引に関わる費用である1,200万ドル(0.10ドル)によるマイナスの影響を受けています。
(4) 借入金には未償却債券発行費用は含まれていません。
(5) 2023年度第2四半期の借入金には、2023年10月に支払いを実施したServiceMax買収に関わる繰延費用である6億2,000万ドルが含まれています。

2024年度通期および2024年度第3四半期のガイダンス、ならびに中期目標

CFO のクリスチャン・タルビティ (Kristian Talvitie) は、「2024 年第 2 四半期の ARR とフリーキャッシュフローは、厳しい事業環境の中でも、サブスクリプション ビジネスモデルの回復力、一貫した実行力、事業運営における規律、市場機会に合わせた投資に向けてこれまで進めてきた施策が奏功し、堅調に推移しました。引き続き急速に負債の解消を進めており、2024 年度第 2 四半期末のEBITDA に対する有利子負債比率は2.3倍となりました」と述べています。

タルビティは、「今年度のこれまでの実績と下半期の見通しを反映させるべく、2024 年度 の為替変動の影響を除いた ARR のガイダンス幅を狭め、2024 年度 のフリーキャッシュフローのガイダンスを維持するものとします。第 3 四半期の ARR ガイダンスの範囲は 11~12 % の拡大、フリーキャッシュフローは約 2 億 2,000万ドルとなります。また、ARR ガイダンス範囲の更新と為替変動の影響に合わせて2024 年度の売上高および1株当り利益のガイダンスを更新したということも注目に値すると考えます。2024 年度第 3 四半期および 24 年度通期のガイダンスは適切なレベルに設定できたと考えています」と締めくくっています。



 

営業キャッシュフロー対フリーキャッシュフローのガイダンス


1 株当り利益ガイダンス対非 GAAP 1 株当り利益ガイダンス


中期目標

(1) 設備投資額約2,500万ドルを前提としています。

本内容は米 PTC が 2024 年 5 月 1 日に発表した報道資料の抄訳です。財務指標の定義、ならびに非 GAAP 財務指標とそれに対応する GAAP 財務指標の詳細については英文プレスリリースを参照ください。

PTC について (NASDAQ : PTC)
PTC は、製品やサービスのイノベーションの加速、オペレーション効率や従業員の生産性の向上を実現するソフトウェア・ソリューションを提供し、世界の製造業が二桁の効果を生み出す支援をしています。PTC と幅広いパートナーネットワークが提供するデジタル・トランスフォーメーション (DX) 推進のためのソリューションは、オンプレミス、クラウド、純粋な SaaS プラットフォームを介して柔軟な導入が可能です。PTC は、よりよい世界を想像するだけでなく、実現するために貢献しています。

PTC ジャパンについて
米 PTC の日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、IoT アプリケーション開発プラットフォーム、拡張現実 (AR) オーサリングソリューションの各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理の Windchill、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、IoT アプリケーション開発プラットフォームの ThingWorx、拡張現実 (AR) オーサリングソリューションの Vuforia、産業用接続プラットフォームの Kepware といった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992 年 3 月設立。国内 4 事業拠点。Web サイト: https://www.ptc.com/ja


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以上

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